ウッドデッキから庭へ:高低差を心地よく繋ぐ、テラスを兼ねた階段

こちらの外構事例は、リビングに隣接するウッドデッキと、その先の庭との間に生じる高低差を、機能的かつデザイン性に優れたテラス兼階段でスムーズに繋いでいます。単なる移動手段としての階段ではなく、庭の一部として自然に溶け込む、豊かな空間を創り出しています。

階段の踏み面には、イエロー系の天然石がランダムに配置され、明るく開放的な印象を与えます。石と石の間に埋め込まれた小さな植物たちが、階段を登り降りする足元に彩りを添え、自然の温もりを感じさせます。広めに設計された段差は、椅子やテーブルを置いてくつろいだり、植木鉢を飾ったりと、テラスのような使い方も可能です。

周囲には、青々とした木々や豊かな植栽が配され、まるで深い森の中の小道のような趣があります。灯籠や趣のある石が点在し、和の要素も感じさせる、落ち着いた庭の雰囲気を醸し出しています。雨上がりのしっとりとした表情も美しく、四季折々の変化が楽しめます。

【施工のポイント】

  • 高低差の解消: ウッドデッキと庭を自然に繋ぎ、スムーズな移動を可能に。
  • テラス機能の付加: 広めの踏み面で、くつろぎや装飾のスペースとしても活用。
  • 天然石の温もり: イエロー系の天然石が、明るく開放的な印象を与える。
  • 植栽との融合: 階段の隙間や周囲に植物を配し、自然な景観を創出。
  • 和の趣: 灯籠や石の配置により、落ち着いた和モダンな雰囲気を演出。
  • 多機能な空間利用: 移動路、休憩スペース、ディスプレイ空間として多様な使い方が可能。

このテラス兼階段は、高低差という制約を、デザインの魅力へと昇華させた好例です。ウッドデッキから庭へ、自然の移ろいを肌で感じながら、より快適で豊かなアウトドアライフをお楽しみいただけます。