JR熊取駅駅前ロータリーに巨木の植樹

2021年11月3日 熊取町町制70周年記念の記念樹として全長12メートルのシマトネリコをJR熊取町駅前ロータリー（東側）に植樹いたしました。

シマトネリコは同年10月に鹿児島県某所で根から掘り出され陸路にて熊取町に到着、駅前での大型の工事ということもありPM11:00からスタート

全長15メートルにも及ぶ大型トレーラー到着後、熟練した職人たちの手により大型クレーンで樹木に傷がつかないよう丁寧に大型クレーにてつり上げ作業が行われ日が変わるころには大きな作業は無事完了。その後、樹木の固定など冷たい晩秋の風が吹く中最終作業が行われた。

今回の植樹にあたり、施主様のご意向は遠くからでもその存在をアピールできる高さがあること。（シンボルツリーにふさわしい樹木であること。）枝ぶりがよく夏の日光を遮り駅前の温度上昇を抑制する効果が期待できること。（エコロジー効果が期待できること。）等

上記を兼ね備えた、熊取町の新しいシンボルツリーにふさわしい樹種の選定。
樹種選定後の巨木の探索には大変苦労しましたが苦労のかいもあり、ふさわしいシンボルツリーを植樹させていただくことができました。

また今回シマトネリコの植樹にあたりいちばん頭を悩ましたのが植樹してから先の夏の暑さ対策！
昨今の気温上昇により樹木が暑さに耐えられず街路樹などが立ち枯れしている光景をよく目にするようになりました。この対策として植樹する場所に雨水をためる層を作り根まわりの温度を下げる工夫をいたしました。

普段の水やりに関しても自動散水機を設置し万が一の水切れ対策も万全に整えました。

施工させていただいたものとして、熊取町に新しい名所が根付くことを楽しみにしております。